バンコク爆発 防犯カメラの男がバックパックを

Image copyright Reuters
Image caption 爆発現場の防犯カメラに映った黄色いTシャツ姿の男が容疑者とみられている。

タイ・バンコク中心部で17日夜に起きた爆発事件で、警察が防犯カメラに映った男性を主要容疑者として捜査していることが明らかになった。映像では黄色いTシャツ姿の男性が事件現場のエラワン廟にバックパックを置いてその場を立ち去る様子が映っている。事件以来封鎖されていたエラワン廟周辺は19日朝、清掃され、再び開放された。

バックパックを置いたその場所が数分後に

防犯カメラ映像の静止画は公表されていたが、新たに公表された動画で、この男性が寺院の中でバックパックを座席に丁寧におろし、その場に置いたまま立ち上がりただちに立ち去る様子が映っている。

BBCのジョナサン・ヘッド記者によると、男性が座っていたのとまったく同じ場所で数分後に爆発が起きた。

爆発によって少なくとも20人が死亡、120人が負傷。死亡した中には中国、香港、イギリス、インドネシア、マレーシア、シンガポールからタイを訪れていた外国人が含まれている。

タイ暫定政権のプラユット首相は報道陣に「容疑者がおり、探している」と話した。

交通拠点や観光名所の警備強化

またウェラチョン・スコンタパティパク政府報道官はBBCに対して、当局は容疑者を「近く特定できる見通し」と説明。当局は複数情報を得て捜査を進めているという。

報道官は容疑者がタイ人には見えないことや、爆弾を仕掛けた手法などから、過去に南部の分離独立派が起こした爆弾事件とは「かなり違う」と見解を示した。

タイ政府は交通の要所や観光名所の警備を強化しているという。