機体の残骸は「確かに」不明マレーシア航空機

French gendarmes and police carry a large piece of plane debris Image copyright Reuters
Image caption 7月に仏領レユニオン島で発見された翼の残骸を運ぶフランス当局

フランス検察当局は、7月にインド洋の仏領レユニオン島の浜辺で発見された機体の残骸は「確かに」、昨年3月に行方不明となったマレーシア航空機MH370の一部だと明らかにした。

フランスに運ばれた「フラッペロン」と呼ばれる飛行機の翼の一部を、各国の航空専門家が調べていた。マレーシア政府はすでにMH370の一部だと断定していたが、フランス当局は確認作業を続けていた。

ボーイング機のこの翼部品を作った「エアバス・ディフェンス・アンド・スペース」(本社・スペイン)の技師が3日、フラッペロンに刻まれている3つの番号のひとつがMH370の登録番号と一致すると正式に見解を示した。

フランス当局はほかにも残骸がないかレユニオン島とその周辺を捜索したが、見つからなかったという。

乗員乗客239人を乗せたクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機は昨年3月に行方不明になった。

犠牲になった乗客の多くは中国人。遺族はマレーシア政府とフランス当局の見解がなかなか一致しないことに怒り、事実隠蔽ではないかと非難していた。

オーストラリア交通安全局は墜落現場とみられているインド洋南部で深海底調査を続けてきた。レユニオン島からは数千キロ離れている。

アボット豪首相は「旅客機を利用する数億人の人への義務として」引き続き捜索を続けるとしている。