アフガニスタン政府軍、タリバンからクンドゥズ奪還と

Taliban fighter in main square in Kunduz, 29 September 2015 Image copyright Reuters
Image caption クンドゥズの中央広場にいたタリバン兵(9月29日)

アフガニスタン政府は1日、イスラム原理主義勢力タリバンに占拠されていた北部都市クンドゥズの主要地点を奪還したと明らかにした。9月30日深夜から10月1日未明にかけた政府軍の攻撃で、主要政府施設を取り戻し、大勢のタリバン兵を殺害したと説明している。

9月28日にクンドゥズを襲撃して一時制圧したタリバンからの発表はないが、町の周辺に展開する政府軍の様子だという複数写真がソーシャルメディアに投稿されている。

クンドゥズ警察のサイェド・サルワル・フサイニ報道官はBBCアフガンに対して、軍部が知事庁舎と警察本部長の執務室や情報機関の建物を取り返したと述べた。さらに「タリバンの遺体がそこらに転がっている」とも話した。

アフガン内務省のセディキ報道官はツイッターで、「アフガン特殊部隊が今、クンドゥズを支配している。クンドゥズを奪還した」と書いている。

ただし、タリバンは30日に戦略上重要な要塞を制圧しており、これがどうなったかは不明だ。一部ではまだ戦闘が続いているという情報もある。

Image caption クンドゥズの位置と市内の知事庁舎や病院などの位置

人口約30万人のクンドゥズは、アフガニスタン主要都市のひとつで、国の北部への交通の要衝として戦略的に重要な拠点。また地域の食糧供給には欠かせない農業地域で、鉱物資源も豊富だ。

タリバンは9月28日夜に複数の報告からクンドゥズに夜襲をかけ、町の周りの検問所を突破して地内中心部に入った。

タリバンが2001年にアフガニスタンで掃討されて以来、ひとつの都市を制圧したのは初めてだった。