中国批判の美術家アイ・ウェイウェイ氏スタジオに盗聴器か

アイ・ウェイウェイ氏 Image copyright Getty Images
Image caption アイ・ウェイウェイ氏

中国の現代美術家で、政府批判で知られる艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏は、北京にある同氏のスタジオで盗聴器とみられる装置が見つかったとして、写真をネット上に掲載した。

アイ・ウェイウェイ氏は、写真共有サイト「インスタグラム」に載せた、盗聴器だとする装置の写真の一つに「サプライズには事欠かない」とのコメントを添えている。

アイ・ウェイウェイ氏の友人、劉暁原氏によると、装置はアイ・ウェイウェイ氏がドイツから帰国した際に見つかった。劉暁原氏のツイートによると、アイ・ウェイウェイ氏の自宅改装に着手したところ、書斎とリビングルームに装置があるのが分かったという。写真では、装置が電気プラグの差込口の裏側に隠されていたことが示されている。

アイ・ウェイウェイ氏は、投稿したビデオの中で、装置の横に置いた金属製のバケツの中で爆竹を鳴らし、ビデオには「聞こえた?」というコメントを付けている。

Image copyright Instagram/Ai Weiwei
Image caption インタグラムに投稿された写真は、電気プラグの差込口の裏側に盗聴装置が隠されていたことを示している
Image copyright Instagram/Ai Weiwei
Image caption この写真にアイ・ウェイウェイ氏は「サプライズには事欠かない」とのコメントを添えた

中国の共産党支配を長く批判してきたアイ・ウェイウェイ氏は2011年に、重婚と脱税の疑いで逮捕され81日間拘束されたが、不起訴のまま釈放された。その後、脱税で1500万元の罰金を科されたが、アイ・ウェイウェイ氏は、罰金刑の背景には同氏の共産党批判をめぐる政治的な動機があったと主張している。