国連の気候変動パネル、新議長にイ・フェソン副議長

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Image caption Prof Lee was a vice-chair of the IPCC and holds a post at Korea University

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は6日、新議長に韓国出身のイ・フェソン副議長を選出したと発表した。2008年から副議長を務めてきたイ氏は、気候変動やエネルギーに関する経済学が専門。

クロアチアのドブロブニクで開いた総会では6人が議長職に立候補。決選投票で、イ氏がベルギー出身のジャン=パスカル・ヴァンイペルセルIPCC副議長を78票対56票で破った。任期は6~8年の予定。

13年間議長を務めた前任のパチャウリ氏は今年2月に部下へのセクハラ疑惑で辞任。以来、議長職は空席が続いていた。それに比べるとイ氏は比較的、安全な人選という意見もある。

イ氏はBBCニュースに対して、議長に選ばれて「非常に光栄で感謝している」と話し、気候変動の地域的影響、とりわけ発展途上国への影響をこれまで以上に注視していくつもりだと説明した。加えて、IPCC報告書の作成にあたっては途上国をはじめ多様な意見を取り入れていくほか、筆者の男女比のバランスも改善していく方針だと述べた。