FIFA、ブラッター会長やプラティニ氏らに資格停止処分

Michel Platini Image copyright Getty Images
Image caption ミシェル・プラティニ氏

国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は8日、スイス検察当局から背任などの疑いで取り調べを受けているブラッター会長、プラティニ副会長、バルケ事務局長を、90日間の暫定的な資格停止処分にすると決定した。

FIFA倫理委はさらに、プラティニ氏と同様に来年2月の次期会長選に出馬表明している鄭夢準(チョン・モンジュン)元副会長については、6年間の資格停止と10万スイスフランの罰金処分を決定した。

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プラティニ副会長も処分でFIFAの行方は

倫理委は文書で「今回の決定は、倫理委審査部門の調査にもとづく」と説明した。資格停止処分の期間中はサッカーに関するあらゆる活動が禁止される。ブラッター、バルケ、プラティニ各氏は、一切の疑惑を否定している。

FIFA倫理委はスイス検事総長がブラッター会長に対する刑事捜査を開始したのをきっかけに、独自の調査を開始していた。

スイス検察は、FIFAのブラッター会長が2011年2月、FIFAにとって「好ましくない」契約を交わし、「FIFAへの背任にあたる報酬」200万スイスフラン(約2億4千万円)をプラティニ氏に払ったとみて捜査。9月下旬までにブラッター氏とプラティニ氏から事情聴取していた。

プラティニ氏はこれについて、不正行為を否定し、自分は証人として情報提供しただけだと説明していたが、ラウバー検事総長は「われわれはプラティニ氏を証人として事情聴取したのではない。証人と容疑者の中間として捜査した」とプラティニ氏の言い分を否定。検事総長は、捜査の一環としてプラティニ氏が会長を務めるUEFA本部を捜査する用意もあると述べていた。

スイス当局が捜査している2011年の200万スイスフラン支払いについて、ブラッター氏やプラティニ氏は、プラティニ氏が1998年から2002年にかけて技術顧問としてFIFAから請け負った業務の報酬と説明。業務から支払いまで9年の時間の開きがあることや、2011年会長選でUEFAがブラッター氏支持を表明した2カ月前の支払いだったことなどが、疑惑を呼んでいる。

バルケ事務局長はすでに9月17日の時点で、ワールドカップの入場券を額面よりも高く売る行為に関与していたという新聞報道を受けて、無期限の資格停止処分を受けている。

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