ノーベル平和賞、チュニジア民主化立役者の対話組織に授与

今年のノーベル平和賞を受賞したチュニジアの国民対話組織のメンバー(写真は2013年) Image copyright AFP
Image caption 今年のノーベル平和賞を受賞したチュニジアの国民対話組織のメンバー(写真は2013年)

ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、今年の平和賞をチュニジアの民主化で交渉にあたった4団体の枠組み「国民対話カルテット」に授与すると発表した。

ノーベル委員会のカーシ・クルマン・フィーベ委員長は、受賞が決まった4団体の枠組みについて、2011年にチュニジアの独裁政権が崩壊した後、「多元的な民主制を作り上げるのに決定的な貢献」をしたと賛辞を送った。

今年の平和賞には273人の候補がいたという。メルケル独首相やカトリック教会のフランシスコ法王も受賞が取りざたされていた。

「国民対話カルテット」には、チュニジアの労働組合、産業団体、人権連盟、法曹それぞれの4組織から代表者を出している。

フィーバ委員長は「これらの団体はチュニジア社会において、職業、福祉、法の支配、人権といったさまざまな分野と価値観を代表している」とした上で、「チュニジアの平和的な民主化で、仲介者また推進者として、大きな道徳的権威と共に役割を果たした」と述べた。