ロシア軍機が日本海で米空母に接近 米機が緊急発進

A US Navy F/A-18 Super Hornet fighter lands onto the deck of the USS Ronald Reagan, a Nimitz-class nuclear-powered super carrier, during a joint naval drill between South Korea and the US in the West Sea, South Korea, Wednesday, 28 October 2015 Image copyright AP
Image caption 日韓合同演習で米海軍のFA18スーパーホーネットが米空母「ロナルド・レーガン」の甲板に着陸(28日)

米政府は29日、米韓合同演習で日本海に展開していた米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」に27日、ロシア軍機2機が接近したため、艦載のFA-18機4機が緊急発進し、離れるよう誘導したと明らかにした。

ホワイトハウスのアーネスト報道官は「重大な対立には至らなかった」と述べた。報道官は、両国の間にとりわけウクライナやシリア情勢をめぐり「かなりの意見対立」があると認めたが、関係冷却は冷戦時のようなものとは異なると述べた。

日本海の公海・公空でのことだという。

米海軍関係者はロイター通信に対して、ロシア軍のツポレフ142対潜哨戒機2機が「ロナルド・レーガン」の約1カイリまで接近したと話した。

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Image caption 公海での演習に参加する「ロナルド・レーガン」

最初に韓国軍機がロシア機を発見し、米軍機が演習海域の外に誘導したという。

米海軍をめぐっては、南シナ海で中国が造成した人口島付近を駆逐艦「ラッセン」が航行し、中国政府がこれに反発したばかり。両国海軍首脳は29日、ビデオ会議を開き、対話継続の重要性を確認したという。

米駆逐艦「ラッセン」による航行は、南沙(スプラトリー)諸島周辺で中国が領有権を主張していることへの米国の異議申し立てとみられる。同海域での中国の領有権主張については、ほかの周辺国も反発している。

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