フェイスブック7-9月期決算 純利益は前年比11%増

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米フェイスブックが4日発表した7-9月期決算で、純利益は8億9100万ドル(約1080億円)となり、前年同期の8億600万ドルから11%増加した。広告収入の増加が好決算を支えた。また、同社によると新興国でユーザー数の堅調な増加がみられたという。

投資家らは、フェイスブックが写真共有アプリ「インスタグラム」やメッセージアプリの「ワッツアップ」で利益を上げたのかどうか、動画広告で収入増が得られたのかなどに注目していた。

同社創業者のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、同社が「長期的な視点でのイノベーションや投資に注力している」と述べた。

月間アクティブユーザー数(MAU)は7-9月期に6000万人増え、合計15億5000万人となった。MAUの増加は広告効果を高めることにつながる。フェイスブックによると、米国人がネット閲覧する時間の5分の1がフェイスブックとインタグラムの使用に充てられているという。

フェイスブックは小規模の企業の広告獲得に力を入れている。同社は先週、広告主がより安価に広告動画を制作できる新しいスライドショー機能を発表している。

フェイスブックは新興国でモバイルでの閲覧が主流になっているのを受けて、モバイルでの堅調なユーザー数の増加に期待してきた。9月には、モバイル経由で毎日閲覧するユーザー数が27%増え、8億9400万人に達している。

ソーシャルメディアを超えるか

フェイスブックが事業をソーシャルメディア以外に拡大しようとするなか、投資家は同社の投資に注目している。2014年には、頭に装着する仮想現実(VI)端末を手掛けるオキュラスを20億ドルで買収している。多くのアナリストは、オキュラスの製品がゲーム業界に大きな変化をもたらすと考えている。

フェイスブックは、決算を受けた投資家との電話会見で、2016年末にオキュラスの新技術を発表できるとの見通しを示した。

(英語記事 Facebook reports jump in profits