ブラジル鉱山でダム決壊 十数人死亡か

ブラジル南東部のミナスジェライス州で5日、鉄鉱石の鉱山から排出された水を貯蔵するダムが決壊し、十数人が死亡した恐れがある。同州の当局者は少なくとも1人の死亡を確認しているが、一部の報道では16人が死亡し、ほかに行方不明者がいると伝えている。

起伏の多い土地をぬう谷間を赤土の泥が急流となり、自動車や大型トラックをのみこみ、家屋を破壊した。付近の都市マリアナの当局者によると、ダムは現地時間の5日午後に決壊し、約7キロ離れた村ベント・ロドリゲスには泥やがれきが流れ込んだ。

リオデジャネイロで取材するBBCのフリア・ディアス・カルネイロ記者によると、被害が及んだ地域には約500人が住んでいる。ただ、土砂崩れの恐れから救助活動は難航しているが、避難できずにいた数人がヘリコプターで救助された。

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Rivers of thick red mud surged down the valleys as Julia Carneiro reports

<英語ビデオ>泥水で家屋などが破壊された被災地を空撮した

当局者は、ダムから流れ出した水は鉱山から出た残留物を含んでおり、毒性の懸念があると警告した。

鉱山を運営するサマルコ・ミネラソン社の広報担当者は、ダムが決壊した原因は分からないと話した。

(英語記事 Brazil dam burst engulfs homes in Minas Gerais