アウン・サン・スー・チー党首、NLDがほとんど議席獲得と

Myanmar opposition leader Aung San Suu Kyi waves to a small crowd and the media after delivering a speech from the balcony of the National League of Democracy (NLD) headquarters in Yangon on 9 November 2015. Image copyright AFP
Image caption 投票日の翌日、ヤンゴンで支援者に手を振るスー・チー氏(9日)

ミャンマーで8日に25年ぶりに行われた総選挙の開票が進むなか、野党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー党首は10日、BBCの単独取材に対して、改選される議席の約75%をNLDが獲得したと述べ、ミャンマー国民を祝福した。早い段階での開票結果は、NLD圧勝の勢いを示している。最終結果が確定するまでにはまだ日にちがかかる見通し。

BBCのファーガル・キーン記者との単独インタビューで、スー・チー氏は、選挙は公平ではなく、「場所によっては威圧行為もあった」けれども、「もっぱら自由」に行われたと評価した。

軍部の後押しを受ける政権与党、連邦団結発展党(USDP)は2011年の民政移管から政権を担ってきた。

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勝利ムードに酔う野党支持者 ミャンマー総選挙で

USDPが選挙結果を尊重するだろうか、それとも妨害するだろうかという質問に、スー・チー氏は尊重されなければ国民の意思を妨害することになると釘を刺した。

外国人の子供をもつ人の大統領就任を禁止する現行憲法では、スー・チー氏は大統領になることができない。スー・チー氏はNLDがしかるべき人を見つけると話している。

大統領が決まるのは早くて来年2月で、来年後半にずれ込む可能性もある。


BBCニュース、ファーガル・キーン記者(ヤンゴン)

アウン・サン・スー・チー氏は自信に満ち溢れていた。ついに自分の時がきたと強く感じている指導者の姿だった。

「時代は変わり、人も変わりました」とスー・チー氏は述べた。

憲法の規定で自分は大統領になれないという腹立たしい問題については、同僚が大統領に就任し、重要な決定は自分がすると繰り返した。そして、冗談めかして「バラはほかの名前でも……」と付け足した(訳注・シェイクスピア作「ロミオとジュリエット」の「バラはほかの名前でも甘く香るはず」というせりふより)。

スー・チー氏が長年の軟禁生活を過ごした家の庭で、私たちは対面した。20年前に私が初めて彼女をインタビューした場所だ。

迫害される民主化運動のシンボルから、やがては脆弱な民主化運動のシンボルを経て、今や次期政府指導者となった人の力強い姿がそこにあった。

(英語記事 Myanmar's Aung San Suu Kyi: NLD has won most seats in legislature

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