【パリ連続襲撃】郊外で警察が強制捜査 容疑者1人が自爆

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Explosions and gunfire heard in the Paris suburb of Saint-Denis

<ビデオ>強制捜査の現場近くでは爆発音や銃声が鳴り響いた

パリの北郊サンドニで、パリ連続襲撃事件に関連した強制捜査が18日未明に行われ、捜査が入ったアパート付近では爆発や銃声が鳴り響いた。

検察によると、容疑者の女性1人が自爆し死亡。2人死亡したとの一部報道もある。また、5人が拘束されている。

当局は連続襲撃事件の主犯格とされるベルギー国籍のアブデルハミド・アバウド容疑者(27)の拘束を目指していた。

Image copyright Reuters
Image caption 武装した警官が付近を封鎖した(18日)
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Image caption サンドニの一部住民は避難を余儀なくされた(18日)

連続襲撃事件で自爆攻撃があった「スタッド・ド・フランス」競技場と同じ地区にあるレピュブリック通り付近の道が封鎖された。

武装警官に加えて、多数の兵士も現場に派遣されている。複数の警官が負傷していると報じられている。

付近の住民のベンソン・オイさんはBBCの取材に対し、「銃声が花火みたいにずっと聞こえている」と語った。

目撃者のひとり、アミン・グイザニさんはAP通信に、「一時間にわたって銃撃が続いた。ノンストップで。手りゅう弾も。それから止んだり、また始まったりだ」と語った。

検察の発表によると、強制捜査は午前4時20分(日本時間午後12時20分)に始まった。捜査が始まって間もなく、アパートにいた女性が自爆死し、3人が拘束された。またアパートの近くで男女2人が拘束された。

アパートには依然として1人が立てこもっているとの未確認情報がある。

サンドニのステファン・ピュ副地区長は、「これは新たな攻撃でない。警察の作戦行動だ」と述べ、住民に対して屋内に留まるよう求めた。

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Police have released video evidence as part of their investigation

<英語ビデオ>警察は容疑者が使ったとみられるホテルの部屋などを捜索した。

これに先立ち、仏治安当局は襲撃犯の9人目の容疑者と疑われる人物が監視カメラにとらえられていたことを明らかにしている。

襲撃では、129人が死亡したほか400人以上が負傷し、うち221人が依然として入院中で、57人が集中ケアを受けている。

欧州各国では厳戒態勢がしかれている。17日夜にはドイツのハノーバーで予定されていたドイツ対オランダの親善試合が開始直前に中止された。ハノーバー市の警察は、競技場への爆破攻撃の「具体的な」情報があったためだとしている。

鉄道のハノーバー駅でも、不審物が見つかったことから一部が閉鎖された。

また同日夜に、パリから米国に向かったエールフランス2便が爆破予告などを受け、カナダのハリファクスと米ユタ州のソルトレークシティーに緊急着陸した。2機は無事着陸し乗客などにけがはなかった。

Image caption パリのレピュブリック広場

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