【パリ連続襲撃】潜伏先急襲 主犯格の行方は不明=仏検察

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'5,000 bullets fired' during raid

パリの北郊サンドニで18日未明、仏警察がパリ連続襲撃事件の容疑者らの潜伏先を急襲したものの、主犯格とみられるアブデルハミド・アバウド容疑者の行方は依然として不明となっている。

会見したパリ検察のモラン検事は、拘束された8人にアバウド容疑者は含まれていないと述べた。ただ、強制捜査が入ったアパートで見つかった死体の身元が判明していないことも明らかにした。

急襲では2人が死亡、うち1人の女性は自爆死している。内務省の報道官によると、アパートの建物の損傷は激しく、3人目の死者がいたのかどうかはまだ不明。

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<英語ビデオ>ベルギー・ブリュッセルのモレンベークで、サラ・アブデスラム容疑者の兄弟といとこがバルコニーにろうそくを置いた

モラン検事は今回の急襲で、「新たなテロ分子」による2回目の攻撃を抑止できたと語った。13日夜にパリで起きた連続襲撃では129人が死亡している。

同検事は急襲について、「現時点で正確かつ最終的な死者の数と、それぞれの身元を述べることはできない」とした上で、「少なくとも2人が死亡した」と述べた。

検事はさらに以下の内容を明らかにした。

  • 5000の銃弾や手りゅう弾が使用された
  • 主な標的となった建物は激しく破壊されており、崩壊する危険性がある
  • 「損傷が激しい」死体が見つかっており、すぐに身元を確認できない。
  • 7人の男性と1人の女性が拘束された
Image copyright EPA
Image caption アブデルハミド・アバウド容疑者

フランス国籍のサラ・アブデスラム容疑者(26)も今回の拘束者には含まれていないという。

18日には、フランス南部のマルセイユでユダヤ人学校の教師が3人の男に刺される事件が起きた。教師の命に別状はないものの、犯人らはまだ逃走中。

急襲を時系列でたどる

Image copyright Getty Images
Image caption サンドニ急襲で激しく損傷した建物(18日)

午前4時20分(日本時間午後12時20分) コルビロン通りで銃声が鳴り、警察が潜伏先とされるアパートを急襲

午前7時3分 銃声が散発的に聞かれる。アパートにいた容疑者らのうち少なくとも1人が死亡。警官2人が負傷

午前7時20分 複数の爆発音。激しい銃撃戦の音が聞かれる

午前7時40分 地元住民に屋内に留まるよう当局が要請

午前7時56分 警察の情報としてアパート内で自爆した女性を含む2人が死亡し、さらに3人の警官が負傷したことが明らかに

午前9時17分 アパートで3人の男性、付近で男性と女性それぞれ1人ずつが拘束されたと検察が発表

午前11時26分 警察が急襲作戦の終了を発表

午後7時10分 パリ検察が8人の拘束を確認し、2回目の新たなテロ攻撃計画が抑止されたと説明

Image caption 急襲があった場所(緑)の地図
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<ビデオ>急襲時の付近の様子

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