南北協議を来週開催=韓国政府

8月の南北協議では対話再開などに合意した Image copyright Getty Images
Image caption 8月の南北協議では対話再開などに合意した

韓国政府は20日、北朝鮮が提案していた南北協議に韓国が合意したことを明らかにした。協議は来週26日に開かれる予定。

南北国境にある板門店で行われる今回の協議は、8月に基本合意した高官レベルの会談に道を開くものだ。

今回の協議については、8月に国境の非武装地帯で韓国兵士が地雷を踏んで重傷を負ったことを発端に、両国が砲撃を交わす事態に発展し、収拾が図られるなかで合意していた。

韓国政府は、これまでも韓国側から協議を提案していたものの返答がなかったとしている。

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Image caption 南北国境にある板門店で

ソウルで取材するBBCのスティーブン・エバンズ記者は、今回の協議で大きな決定がされる可能性は低いとしつつ、双方の緊張緩和への意思を反映したものだと語った。

国境を挟んだ攻撃

1950-53年の朝鮮戦争後、北朝鮮と韓国は平和条約をいまだ結んでおらず、名目上は戦争は終結していない。

8月の地雷による兵士負傷を受け、韓国は国境沿いで拡声器を使った宣伝放送を再開し、国境近くの住民を退避させた。北朝鮮は「準戦時状態」になり、両国がお互いを砲撃するまで緊張が高まった。事態収拾を図るなかで、両国の関係改善に向けた協議と、離散家族の再会事業を1年以上ぶりに復活させることで合意した。

北朝鮮は地雷爆発について遺憾の意を表明したが、後に爆発の責任を認めたものではないと説明した。

(英語記事 North and South Korea to hold talks next week