タリバン最高指導者 銃撃で重傷か

タリバンが公表しているマンスール師の写真 Image copyright Reuters
Image caption タリバンが公表しているマンスール師の写真

アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンの最高指導者マンスール師がメンバーたちの集まりで銃撃を受け重傷を負ったもようだ。タリバン内部の情報筋が明らかにした。

パキスタン領内のクエッタの郊外に集まっていた戦闘員たちの言い争いが発砲につながり、4人が死亡したという。

マンスール師の死亡については、別の未確認情報もある。タリバンの広報担当者は銃撃戦があったことを認めていない。

タリバン創始者で前の最高指導者だったオマル師が死亡したと明らかになった今年7月以降、マンスール師の後任就任には組織内で異論が出ていた。

複数のタリバン幹部がマンスール師に従うことを拒否し、先月には反対派がモハマド・ラソール師の下で新たな派閥を形成していた。

Image caption マンスール師の最高指導者就任にはタリバン内部に異論があった

タリバン情報筋によると、銃撃は事前に計画されていたわけではなく、偶発的に起きたように見えるという。

BBCが取材した複数のタリバン筋によると、銃撃が起きた際、マンスール師と護衛はアブドゥラ・サルハディというメンバーの家にいたという。

BBCのダウド・アザミ記者によると、サルハディという人物は米国がテロ容疑者たちを拘束したグアンタナモ強制収容所に何年もいたことで知られている。

アザミ記者によると、秘密主義者だったオマル師とは対照的に、マンスール師は開放的なアプローチを取り、タリバン幹部と政策課題などについて定期的に話し合っていた。

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タリバン勢力 アフガンでなぜ攻勢に

マンスール師は今年8月以降、主要な戦果を相次いで挙げており、アフガニスタン北部の街クンドゥズを一時掌握していた。

タリバンから分裂した派閥の指導者ダドゥラ師が、マンスール師に忠誠を誓う勢力との戦いで最近死亡したという情報もある。

(英語記事 Afghan Taliban leader Mansour 'wounded in gunfight'

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