ロサンゼルスで全公立校が休校 テロ脅迫メールで

ロサンゼルスでテロ警戒のため全校休校 Image copyright CBS
Image caption ロサンゼルスでテロ警戒のため公立学校が全校休校。スクールバスは停車場に戻ることに。

米ロサンゼルスの学校区は15日、学校に対するテロ攻撃の脅迫を受け、1000校以上の公立校を全校休校にした。影響を受けた生徒は約64万人。

学校区の広報担当によると、テロの脅迫はバックパックに関わるもので、「重々警戒している」と述べた。

またロサンゼルス学校警察当局の責任者、スティーブン・ジッパーマン氏は「本日早朝、学校の安全に触れる電子的脅迫を確かに受けた。キャンパスが安全だと確信できるまで、学校を休校にすることにした」と発表した。

学校区のラモン・コルティネス氏は、今月2日にカリフォルニア州サンバーナディーノ郡で14人が殺害された銃撃事件を念頭に、「最近や過去の出来事を踏まえてこのように警戒するのは大事だと思う」と述べた。サンバーナディーノ郡の福祉施設は、ロサンゼルスから約100キロ東にある。

一方で、連邦議会下院情報委員会のアダム・シフ議員(民主党)は後に、メールは偽物だと思われると述べた。

ニューヨーク市当局も同じような脅迫をメールを受けたが、内容が「あまりに荒唐無稽」なため、いたずらだと判断したとしている。

ニューヨーク市警のビル・ブラットン本部長は、脅迫メールはイスラム聖戦主義者を名乗る者からで送信元は海外だが、内容に信ぴょう性はないと判断したと説明。さらに、ロサンゼルス当局は過剰反応したと思うと述べた。

これに対してロサンゼルス市警のチャーリー・ベック本部長は、75万人の命を守る責任がないのに批判するのは「無責任」だと反論した。本部長によると、脅迫メールはロサンゼルス学校区を特定し、ライフルや爆発物で攻撃すると書いていたという。

AP通信が警察関係者の話として伝えたところでは、ニューヨーク市に送られたメールは「市内のすべての学校」を、圧力鍋爆弾や神経ガス、自動小銃や機関銃で襲撃するという内容だったという。

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Image caption 休校になった学校から子供を連れて帰る保護者たち
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Image caption ロサンゼルスの高校敷地内を捜索するため警官が封鎖
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Image caption 子供たちを学校に送り届けた保護者に警察が休校を説明した
Image caption ロサンゼルス学校区

(英語記事 Los Angeles schools shut over email threat to students

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