チェルシーのモウリーニョ監督解任

ジョゼ・モウリーニョ氏 Image copyright Getty Images
Image caption ジョゼ・モウリーニョ氏。チェルシー監督として2度目の任期は2年半で終わった。

サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーは17日、ジョゼ・モウリーニョ監督(52)を解任したと発表した。チェルシーは昨季、リーグ戦とリーグカップの2冠を達成したが、今季はこれまで4勝3分け9敗で16位と低迷している。

ポルトガル出身のモウリーニョ氏は2004年~2007年に次いで、2013年6月に再びチェルシー監督に4年契約で就任した。

後任候補にはペップ・グアルディオラ、フース・ヒディンク、ファンデ・ラモス、ブレンダン・ロジャース各氏の名前が取りざたされている。

16位のチェルシーは首位レスター・シティと20ポイント差で、降格まで1ポイントとせっぱつまった状態。モウリーニョ監督指揮下の最後の試合は14日で、レスター・シティに1-2で敗れた。

チェルシーは声明文で、「チェルシー・フットボール・クラブとジョゼ・モウリーニョは本日、両者合意のもとで別々の道を進むことにした。2013年夏の監督復帰以来のジョゼによる多大な貢献に、チェルシーの全員が感謝している。2回にわたる任期でリーグ優勝3回、FAカップ、コミュニティシールド、3度のリーグカップ制覇と、クラブの110年の歴史で最も成功した監督だった」と称賛。

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チェルシーがモウリーニョ監督解任 ハッピーな監督になるはずが

その上でチェルシーは、「ジョゼとクラブ幹部は今季の成績不振を認め、両者が別々の道を行くのがお互いに最善だと考えている」、「ジョゼはクラブと良好な関係を保ったまま退任する。クラブとしてこれは明確にしておきたい。チェルシーにとっていつまでも深く敬愛する大事な存在だ」と、合意のもとの退任だと説明した。

元イングランド代表主将でBBCサッカー解説者のアラン・シアラー氏は、モウリーニョ監督解任に「ショックだ」と反応しつつ、今季のチェルシーの状態は最悪だと認めた。「昨季あれほど見事にプレイした選手たちが、今季こんなひどいとは。こんなのは見たことがない。前例がない」。

イングランド代表とアーセナルのディフェンダーだったマーティン・キーオン氏も、モウリーニョ監督が「選手を失ってしまった」と指摘。「チーム崩壊を目の当たりにした。すごいことだ。選手たちは全力でプレイしていない。信頼も尊敬もない。結局のところ、選手22人を入れ替えるより、監督を変えるほうが簡単だ」と述べた。

14日にレスターに敗れた後、モウリーニョ氏は自分がやってきたことが選手たちに「裏切られた」とコメントしていた。

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Image caption BBCのスポーツ解説者は「誰のせいだろう?」とツイートした