甘利経済再生相、閣僚辞任を表明 現金授受問題で引責

甘利経済再生相と安倍首相 Image copyright Getty Images
Image caption 甘利経済再生相(左)は、安倍政権の中でも特に首相の信頼が厚いとみられていた

日本の甘利明経済再生相は28日、内閣府で記者会見し、週刊文春が報じた自身の金銭授受疑惑の責任をとり、閣僚を辞任すると表明した。

甘利氏は会見で、千葉県の建設業者から自身と秘書が現金を受け取ったことを認めた。現金の一部を秘書が使ったほかは「政治資金として適切に処理」するよう指示し、「処理されたと確認した」ものの、「秘書の監督責任を取り、閣僚を辞任する決断をした」と述べた。

甘利氏は政権の中でも特に安倍首相の信頼が厚いと定評があっただけに、その辞任は安倍政権にとって大きな打撃となると予想される。

甘利氏は来月ニュージーランドで開かれる環太平洋経済連携協定(TPP)の署名式に出席する予定だった。

ロイター通信によると甘利氏は記者会見で、「デフレから脱却し、強い経済を実現するためには、新年度予算案および重要関連法案の一刻も早い成立こそが求められており、その阻害要因となるものは、取り除いていかなければならない。私もその例外ではない」と述べた。

(英語記事 Japanese economy minister Akira Amari quits over bribery claims

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