台湾地震 高層マンション倒壊で開発業者逮捕

台南を襲った地震の犠牲者は複合型高層マンション「維冠金龍大樓」に集中した Image copyright Getty Images
Image caption 台南を襲った地震の犠牲者は複合型高層マンション「維冠金龍大樓」に集中した

台湾南部で6日午前に起きた地震で高層マンションが倒壊し、多数の死傷者を出した問題で、台南市の捜査当局は9日、マンションの開発業者を逮捕したという。地元メディアが伝えた。倒壊した複合型高層マンション「維冠金龍大樓」では少なくとも39人が死亡。約320人が救出されたが、まだ100人以上が瓦礫の下に閉じ込められているとみられる。

地震の被害がこのマンションに集中したため、建築方法に問題がなかったかが問われていた。台南市の頼清徳市長は7日、市の検察当局がマンションの建設業者などに対する捜査に着手したと明らかにしていた。

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なぜこのマンションだけ 台南市の地震
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Image caption 住民家族への現地説明を聞きながら涙を流す男性

9日には、生き埋めになった人の生存率が顕著に下がるといういわゆる「発生後72時間」が過ぎてしまった後、頼市長が倒壊現場で、まだ発見されない住民の家族に対し救助作業の進捗を説明した。

マグニチュード(M)6.4の地震は震源が地下23キロと浅く、強力な力で地表を揺らしたが、地震多発国の台湾では建物の耐震基準が厳しく、大きな被害を出した建物は少なかった。

(英語記事 Taiwan earthquake: developer arrested over building collapse

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