「意外ではない」 自動運転車の接触事故で米運輸長官

デイブ・リー北米テクノロジー担当記者

フォックス長官は自動運転車の実用化を後押ししている Image copyright Getty Images
Image caption フォックス長官は自動運転車の実用化を後押ししている

米国のアンソニー・フォックス運輸長官は13日、グーグルが開発する自動運転車が先月、カルフォルニア州でバスとの接触事故を起こしたことについて、「意外ではない」として、実用化推進を継続する考えを示した。BBCとのインタビューで述べた。

テキサス州で開かれているエンターテインメントやテクノロジーの催し、SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)に出席したフォックス長官は、事故は不可避で開発中の技術に「完璧を求める」のは無理だと語った。

接触事故で負傷者などは出ていないが、グーグルの自動運転車に搭載されたコンピューターが接触事故の原因だとされたのは初めて。

フォックス長官は、「道路を走る技術がどんなものであっても、いつか衝突事故が起きるのは意外ではない」と指摘した上で、「だが、同じ日に人間のせいで起きた衝突事故がどのくらいあったか考えて欲しい」と語った。

同長官は、「問題は、自動化された車に完璧を求めるのかではなく、道路を現在使っているあなたや私、我々の目や脳と比べてどうかだと思う」と述べた。

自動運転車をめぐっては、事故が起きた際に法的責任をどこに帰すのかで議論が続いている。操縦していたのがコンピューターであれば、責任を負うべきなのは運転者なのか、不具合のあるソフトウェアを製作した会社なのか、という点だ。

フォックス長官は、「まさにそこについて、政府の考えを今後数カ月で各州政府や産業界に伝えたいと思っている」と語った。

(英語記事 Google car crash 'not a surprise' - US transport secretary

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