タイの銀行地下で酸欠事故 8人死亡

負傷者を救命する救急隊(13日、タイ・バンコク) Image copyright Reuters
Image caption 負傷者を救命する救急隊(13日、タイ・バンコク)

タイ・バンコクのサイアム商業銀行(SCB)本店で13日夜、消火装置の工事を行っていた作業員8人が酸欠で死亡、7人が負傷した。

SCBによると、事故が起きたのは本店地下の書類倉庫で、消火装置が「誤って作動し、室内が酸欠状態になった」という。

消火装置から噴霧となって散布された消火剤のピロゲンには、炭酸カリウムや窒素、二酸化炭素、一酸化炭素、酸化窒素、アンモニアが含まれている。消火剤は、酸素をなくすことで延焼を防ぐ。

地元紙バンコク・ポストは、事故現場がしっかり施錠された場所だったため、消防隊が現場にすぐ立ち入ることができなかったと報じた。

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Image caption 犠牲者が横たえられたSCB本店前(14日)

現地の特派員たちによると、タイで死亡者が出た産業事故は稀だという。

1993年にはおもちゃ工場の火災で200人近くが死亡、約500人がけがをしたが、タイ史上最悪の産業事故だったと言われている。

(英語記事  Thailand chemical accident in Bangkok bank kills eight

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