韓国総選挙 与党が過半数割れ

総選挙で投票する朴大統領(13日) Image copyright Reuters
Image caption 総選挙で投票する朴大統領(13日)

13日に投開票が行われた韓国の総選挙で、与党セヌリ党が過半数を割る情勢となった。朴槿恵大統領にとっては、自身の党が来年12月に予定される大統領選挙で勝利できるか懸念を残す結果だ。

開票率85%以上の段階で、中道右派のセヌリ党は、300議席のうち122議席を獲得したが、最大野党の「共に民主党」は123議席を獲得した。

セヌリ党は過去16年間、国会で過半数を維持してきたものの、最近は過半をわずかに上回るのみとなっていた。

アナリストらは、韓国経済の不振が政権党に対する有権者の厳しい見方につながっていると指摘した。特に若い世代で目立つ失業率の上昇や、輸出の減少、家計債務の高止まりで、朴大統領の経済運営に対する批判の声が高まっていた。

選挙前の世論調査では、セヌリ党が野党にかなりの差をつけて過半数を確保する見通しが示されていた。しかし、開票結果が明らかになるにつれ、「共に民主党」の勢いが明確になっていった。

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Image caption 選挙結果に喜びの表情を見せる「共に民主党」の党員(13日、ソウル)
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Image caption 当選者の名前の横にシールを張る「共に民主党」の幹部ら(13日、ソウル)

このほかの野党も順調に議席を得た。「国民の党」は38議席、正義党は6議席をそれぞれ確保した。

セヌリ党の広報担当者は、「セヌリ党は謙虚に選挙結果と有権者の選択を受け入れる」と述べた上で、「人々は我々に深く失望していたが、彼らの心を読み取ることができなかった」と述べた。

投票率は58%で、前回2012年の総選挙から3.8ポイント上昇した。

(英語記事 South Korea elections: President Park's party loses majority

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