北朝鮮、ミサイル発射失敗

北朝鮮はさまざまな射程距離のミサイル数百基を保有しているとみられている Image copyright AP
Image caption 北朝鮮はさまざまな射程距離のミサイル数百基を保有しているとみられている

北朝鮮は15日朝にミサイルの発射実験を行ったものの、失敗したもよう。米韓両政府が明らかにした。

15日は北朝鮮体制を樹立した故金日成主席の誕生日。韓国政府によると、ミサイルの種類や飛行距離は現時点で確認できていないという。

北朝鮮は年初から核実験やロケットの発射実験を相次いで実施。国連の安全保障理事会は先月、経済制裁の強化を全会一致で採択した。これに反発した北朝鮮は、米国や韓国に対して攻撃的な言辞を繰り返していた。

3月には、弾道ミサイルに搭載できる大きさの核弾頭の開発に成功したと発表していた。ただし、専門家は疑問を呈している。

米国務省の高官は、「あらためて北朝鮮に対し、地域の緊張を高めるような行為や言辞を控え、代わりに、国際的な約束や責務を果たすための具体的な行動に集中するよう求める」と述べた。

<解説>スティーブン・エバンズ、ソウル特派員

北朝鮮が今回使ったミサイルの種類は分かっていないが、最近、射程3000キロの「ムスダン」を2基動かしているという情報があった。

この射程距離だと、グアム島の米軍基地は攻撃できるが、米国本土には届かない。

今回の実験は、米国を射程距離におさめるという、金正恩第1書記の決意の固さを表すものだが、技術的な限界も浮き彫りにしている。

北朝鮮にとって金日成主席の誕生日は重要だ。4年前にも同じようなミサイルの発射で誕生日を祝おうとしたが、これも失敗に終わっている。

(英語記事 North Korea missile test fails, says South

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