東京五輪のエンブレム決まる

Tokyo 2020 Olympic and Paralympic logos Image copyright Tokyo 2020

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は25日、新しい公式エンブレムを発表した。「組市松紋(くみいちまつもん)」と呼ばれるエンブレムは、盗作疑惑で昨年9月に白紙撤回された旧デザインの代わりとなる。旧デザインの製作者は盗用を否定している。

組織委エンブレム委員会は、日本の伝統色の藍色や市松模様を使い、五輪大会の多文化的テーマを表したと説明。「違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、『多様性と調和』のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した」という。

Image copyright Tokyo 2020/ Theatre de Liege
Image caption 最初のデザインは、ベルギーのリエージュ劇場ロゴのデザイナーが、類似点が多すぎると問題視していた

自分のデザインが選ばれたと知った制作者の野老(ところ)朝雄さんは、「頭が真っ白です。とても長く時間をかけて作図したもので、我が子のような作品です」と述べた。

昨年9月に撤回された旧デザインはベルギーのアーティスト、オリビエ・ドビ氏が、自分がデザインしたリエージュ劇場のロゴを模倣したものだと批判。組織委は決して盗用とは認めていないが、ロゴをめぐり疑問点が多すぎると撤回した。

ロゴ問題に先立ち昨年夏には、大会のメイン会場となる新国立競技場の設計案が、建設費高騰の懸念から白紙撤回された。競技場については昨年12月に、隈研吾氏らによる、より安価な案が採用された。

(英語記事 Japan unveils Tokyo 2020 Olympic logos

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