【米大統領選2016】トランプ、クリントン両候補 予備選でさらに勝利

トランプ氏(左)とクリントン氏 Image copyright AFP
Image caption トランプ氏(左)とクリントン氏

米大統領選に向けた民主、共和両党による予備選が北東部の5州で開かれた26日、米メディア各社は共和党でトップを走る実業家ドナルド・トランプ氏が5州全てで勝利したと報じた。民主党では、ヒラリー・クリントン前国務長官が大票田のペンシルベニアに加えて、メリーランド、デラウェアの3州を制した。

トランプ氏は、26日に予備選が開かれたコネチカット、デラウェア、メリーランド、ペンシルベニア、ロードアイランドの5州全てで勝利したことで、党候補の指名獲得をさらに確実なものとした。

トランプ氏と指名を争うテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)とジョン・ケーシック・オハイオ州知事は、すでに今後の予備選に注力し始めた。

クルーズ氏とケーシック氏は今週、今後開かれるインディアナ、オレゴン、ニューメキシコ各州の予備選で協力すると発表している。

共和党では、7月にクリーブランドで開かれる党大会で速やかに候補指名を受けるためには、過半数の代議員数1237人が必要。クルーズ、ケーシック両候補は、トランプ氏の1237人獲得を阻止し、党主流派の協議で党候補を決める党大会、「コンテステッド・コンベンション」に持ち込もうとしている。

インディアナ州のバスケットボール会場で支持者集会を開いたクルーズ氏は、選挙運動を「より有利な土地」に移すと語った。一方のトランプ氏は選挙協力について、弱いクルーズ、ケーシック両氏が必死なだけだと批判している。

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ペンシルベニア州フィラデルフィアで支持者集会を開いたクリントン候補は、自分の政策は人々の生活向上を目指す「大胆で、進歩的な目標」を掲げ、「実行と夢の両方」を兼ね備えていると語った。

民主党でクリントン氏と争うバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)は、ウェストバージニア州のハンティングトンで開いた支持者集会で、党大会まで選挙運動を続けると表明し、11月の本選で共和党候補に勝てるのは自分だと主張した。

サンダース氏はロードアイランド州での選挙運動に力を入れてきた。同州ではクリントン氏のリードがあまり大きくないためだ。しかし26日の予備選は、サンダース氏が民主党候補になる可能性が低いとあらためて示す結果となった。

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Image caption フィラデルフィアで開かれた集会で予備選の結果を待つクリントン支持者たち(26日、ペンシルベニア州)

(英語記事 US election 2016: Trump and Clinton clinch more wins

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