ドイツ南部の駅で男が切りつけ 1人死亡3人負傷

グラーフィンク駅 Image copyright APTN
Image caption グラーフィンク駅で通行人に切りつけた男を警官たちが押さえつけた

ドイツ南部ミュンヘン東約40キロにあるグラーフィンク市の駅で10日午前5時(日本時間同日正午)前、27歳のドイツ人男性がナイフで周りの通勤客に切りつけ、男性1人が死亡し、3人が負傷した。駆け付けた警官たちが取り押さえた。オーバーバイエルン警察の報道官は、「政治的動機」は排除していないとして、イスラム過激主義との関係を調べていると話した。

調べによると、男が「アッラフ・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだという目撃証言もあるが、動機は明らかになっていない。

オーバーバイエルン警察のゼーゲラー報道官は地元テレビに対して、男がナイフを振り回しながら「政治的動機を表現していた」と話した。ドイツ国籍の27歳で、バイエルン在住ではないという。

現場映像では、電車内やプラットホームについた血まみれの足跡が見える。

Image caption グラーフィンク(Grafing)市の位置
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Image caption 事件から数時間後のプラットホームにまだ残る血の足跡

報道官によると、切りつけられた4人のうち、1人は電車内で被害に遭い、ほかの3人は駅構内と駅の外で襲われた。

グラーフィンクのオーベルマイル市長は「こんな美しい朝に電車に乗ったり新聞を配達している人たちが、狂った人間の犠牲になるとは恐ろしい」と衝撃をあらわにしたと言う。

駅のプラットホーム1カ所が封鎖され、他の通勤列車に遅れが出た。

(英語記事 Germany knife attacker kills man in Grafing