【米大統領選2016】クリントン氏 サンダース氏との競争は「終わった」

クリントン氏はテレビのインタビューで強い調子でトランプ氏を批判した Image copyright Getty Images
Image caption クリントン氏はテレビのインタビューで強い調子でトランプ氏を批判した

米大統領選に向けた民主党候補の指名をめぐり、指名獲得の可能性が高まっているヒラリー・クリントン前国務長官は19日、対立候補のバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)との競争は実質的に終わっていると述べた。

クリントン氏はCNNテレビのインタビューで、「私の党では私が候補になる」と述べ、「実質的にはすでに済んだこと。私にならないはずがない」と語った。

共和党で実業家ドナルド・トランプ氏が党候補に指名されるのが確実な情勢となっているなかで、サンダース氏には選挙運動を止めるよう圧力が高まっている。しかし、サンダース氏は7月の党大会まで選挙運動を続けると表明している。

全国党大会で候補を選ぶ代議員の数で、クリントン氏はサンダース氏に大差を付けてリードしている。

民主党の幹部らは、先週末に開かれたネバダ州の党大会で、主催者側とサンダース氏支持者が衝突したことを受けて、党の団結が損なわれるのではないかと懸念している。

ネバダ州の党大会では、サンダース支持者が主催者らに対して叫んだり、椅子を振り回したりした。党のネバダ州委員長は大会後に、殺害の脅迫を受けた。

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Image caption サンダース氏は7月の党大会まで選挙運動を続けると表明している

上院民主党のハリー・リード院内総務は、サンダース氏が支持者に自制するよう十分呼びかけていないと批判したが、サンダース氏の選対本部は、騒ぎは問題視するほどではなかったと主張している。

クリントン氏はインタビューで、トランプ氏は大統領になる資格がないと述べた。その理由として、トランプ氏がムスリム(イスラム教徒)の米国入国禁止や北大西洋条約機構(NATO)からの撤退を訴えていることや、クリントン氏が「最も近い同盟国」と呼ぶ英国政府に対して否定的な発言を重ねたことなどを挙げた。

クリントン氏は、トランプ氏を「危険だ」とし、2001年9月11日に起きた同時多発テロの首謀者とされたオサマ・ビン・ラディン容疑者の殺害など複雑な安全保障問題の対応で信頼できる人物ではないと語った。

(英語記事 Hillary Clinton says race against Bernie Sanders is 'done'

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