日本のゾウの「はな子」69歳で死亡 国際署名で注目も

はな子は単独飼育で暮らすことがほとんどだった Image copyright AP
Image caption はな子は単独飼育で暮らすことがほとんどだった

東京都武蔵野市の井の頭自然文化園は26日、国内最高齢のアジアゾウ「はな子」(メス、推定69歳)が死んだと発表した。長く単独飼育で暮らしていたため、飼育環境の改善を求める国際署名が展開されたこともあった。

井の頭自然文化園によると、26日朝にはな子が倒れているのを飼育係が発見。起き上がらせようとしたが動かせず、午後に死亡を確認したという。

はな子は2歳のときにタイから日本に贈られた。

自然文化園の人気者だったが、野生生まれのはな子はほとんどの時間を緑の少ないコンクリートのゾウ舎でひとりで過ごした。

これを見たカナダ人のブロガーが昨年、「コンクリートの監獄だ」と批判したことから、飼育環境の改善を求める国際署名が始まった。しかし、園側はタイへ返すには高齢すぎると反論。新しい遊具の導入などで対応した。米国の野生動物専門家も、長年他のゾウと接触せずひとりで暮らしてきたはな子をゾウの自然保護区に返したりすれば、混乱するだけだと警告していた。

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Image caption ゾウ舎に立つはな子

(英語記事 Elephant that sparked petition dies in in Japan zoo

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