前モルジブ副大統領に大統領暗殺計画で有罪判決

アディーブ氏は爆発への関与を否定している(写真は2013年11月撮影) Image copyright AFP
Image caption アディーブ氏は爆発への関与を否定している(写真は2013年11月撮影)

インド洋の島しょ国モルジブで昨年9月に同国のアブドラ・ヤミーン大統領が乗っていた高速艇で爆発が起きた事件をめぐり、裁判所は9日、暗殺計画に関わったとしてアハメド・アディーブ前副大統領に有罪判決を下した。

爆発では大統領は無事だったが、夫人らが負傷した。

事件から約1カ月後に反逆容疑で逮捕されたアディーブ氏は、15年の禁錮刑を受けた。数日前には武器所有で10年の禁錮刑を受けている。

アディーブ容疑者は爆発への関与を否定している。検察は爆発が船に仕掛けられた爆弾によるものとしているが、米連邦捜査局(FBI)は爆弾ではなかったとの見方を示している。

モルジブでは、2008年に新憲法が制定されるまで独裁政権が長年続き、ここ何年かは政治的な混乱に見舞われていた。

アディーブ前副大統領の弁護士モーサ・シラジ氏は地元紙モルジブ・インディペンデントに対し、「裁判は不公正だという私の主張を、刑事裁判所は禁じているが、我々は懸念を抱いており、すぐに控訴する方針だ」と述べた。

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Image caption モルジブ検察は、爆発は暗殺未遂事件だったとみている

(英吾記事 Maldives blast: Former Vice-President Ahmed Adeeb found guilty