ゴミにまぎれて回収されてしまった90歳カメの冒険

サラ・ジョイナーさんはカメの「ズマ」を40年飼っている Image copyright Westminster Council
Image caption サラ・ジョイナーさんはカメの「ズマ」を40年飼っている

ゴミ袋に潜り込んだところ、そのまま回収されてしまった90歳の雄カメが、赤外線カメラを使った数時間におよぶ捜索の末にやっと発見され、ロンドン中心部に住む飼い主のもとに戻った。

40年一緒に暮らしてきた雄のカメ「モンテズマ」こと「ズマ」が、ゴミと一緒に回収されてしまったかもしれないと気づいたサラ・ジョイナーさん(56)は、ロンドン・ウェストミンスター地区の担当に連絡。清掃業者は、10トンものごみを運んでいた回収車のGPS機能を使って処理場を特定し、赤外線カメラで1000個におよぶゴミ袋の中から「ズマ」を発見した。

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Image caption 清掃スタッフはGPSと赤外線カメラを駆使して、「ズマ」を発見。写真は、ごみ処理施設で見つかった時の「ズマ」。
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Image caption 「ズマ」

多発性硬化症(MS)を患い、「MS基金」のボランティアとして働く飼い主のジョイナーさんは、「ありがとうではまったく言い足りない。みんな大真面目に、本当に親切に探してくれた」と感謝している。

「ズマ」が運ばれたごみ処理施設を運営する「ベオリア」社のリン・デイビスさんは、「ズマを見つけて無傷のままジョイナーさんに返すことができて、本当に喜んでいる。まったく間一髪のところで無事だった。実に一風変わった金曜午後の過ごし方で、成功してひたすらホッとしている」と話している。

無事に自宅に戻った「ズマ」は、じっくり静養中という。

(英語記事 Tortoise taken by bin men found after thermal camera search

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