韓国の朴大統領、辞意を表明

朴大統領は、辞任に伴う混乱を最小限にし、政治空白を避けたいと述べた(29日) Image copyright EPA
Image caption 朴大統領は、辞任に伴う混乱を最小限にし、政治空白を避けたいと述べた(29日)

友人の国政介入疑惑をめぐって窮地に追い込まれていた韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日、辞意を表明した。

青瓦台(大統領府)で会見した朴大統領は、「任期短縮を含め、国会に私の今後のすべてを委ねる」と述べた。

国会では、野党が弾劾訴追案を来月2日に採決することを目指していた。

朴大統領は、テレビを通じて国民向け談話を発表し、「政治空白や統治の混乱を最小限にする形で政権交代する方策を国会議員らが決め次第」、辞任すると述べた。

疑惑を受けて、朴大統領はすでに2回、テレビで謝罪会見しており、「心が痛む」などと語っていたが、辞任は拒否していた。

Image copyright EPA
Image caption 韓国では朴大統領の辞任を求める数十万人規模のデモが開かれていた(26日、ソウル)

疑惑をめぐっては、朴大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)容疑者ら3人が起訴されている。

崔容疑者は大統領との親しい関係を使って、韓国の企業に対して自らが運営する財団への献金を要求したとされ、巨額におよぶ企業恐喝の疑いがかけられている。

捜査当局は、汚職疑惑への朴大統領の「相当な」関与があったとみている。

BBCのスティーブ・エバンズ特派員は、今回の談話は辞任そのものではなく、今後辞任する用意があると述べていると指摘した上で、長くは職に留まれないだろうと語った。

(英語記事 S Korea's President Park 'willing to resign'

この話題についてさらに読む