コロンビアで旅客機墜落 ブラジルのプロサッカー選手ら搭乗

飛行機はメデジンに向かう途中、山岳地帯に墜落した Image copyright Teleantioquia via Twitter
Image caption 飛行機はメデジンに向かう途中、山岳地帯に墜落した

南米コロンビア北部メデジンの近くで28日夜、ブラジル1部リーグのプロサッカーチームの選手らを乗せた旅客機が墜落した。当局者が明らかにした。

複数の報道によると、6人が生存しているもよう。旅客機は電気系統の異常を地上に伝えていた。

空港当局によると、旅客機はボリビア発のチャーター便で、サッカーチーム「シャペコエンセ」の選手らを乗せていた。

選手らは、南米サッカー連盟が主催するクラブチームのサッカー国際大会「コパ・スダメリカーナ」の決勝で、メデジンを本拠とするチーム「アトレティコ・ナシオナル」と対戦する予定だった。

決勝の第1戦となる試合は30日に予定されていたが、中止が決まった。南米サッカー連盟は「すべての活動」を停止すると発表した。

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Image caption 搭乗していたチームは「コパ・スダメリカーナ」の決勝に出る予定だった
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Image caption 墜落現場には飛行機で向かうことができない(写真は地元メディアが撮影した現場の様子)

未確認情報では、生存者にアラン・ルシェウ選手とダニーロ選手が含まれている可能性がある。

スポーツ番組専門のネットワーク「テレムンド・デポルテス」はツイッター(スペイン語)で、ルシェウ選手はショック状態だが、意識があり会話ができる様子で、結婚指輪をなくさないよう頼んだほか、家族に会いたいと話したという。

ブラジルで2014年に1部リーグ入りし、同国南部のシャペコを拠点とする「シャペコエンセ」は先週、アルゼンチンのサン・ロレンツォを破って決勝に勝ち進んだ。

複数の報道によると、墜落したのはボリビアでチャーター便を運航するラミア社のBAEシステムズ「BAe-146」型機で、72人の乗客と9人の乗員が搭乗していた。旅客機は現地時間の午前零時(日本時間午後2時)前にメデジン近くの山岳地帯で墜落した。

空港の発表文によると、管制塔に電気系統の異常を報告していた。

Image caption 墜落現場に近いメデジン(Medellin)の位置

フェデリコ・グティエレス・メデジン市長は、「とても大きな悲劇だ」と述べた。メデジンのホゼ・マリア・コルドバ国際空港はツイッターで、シャペコエンセの選手が乗っていたことが確認されたとし、生存者がいるもようだと述べた。

悪天候のため、山岳地帯にある墜落現場には飛行機で向かうことができない。しかし、墜落時に火災は発生しておらず、救助活動でさらに生存者が見つかる期待も出ている。

(英語記事 Brazil football team Chapecoense in Colombia plane crash