2017年がスタート 世界中で新年祝うイベント

シドニー湾の花火の観客は約150万人に上ったとみられる(1日) Image copyright Reuters
Image caption シドニー湾の花火の観客は約150万人に上ったとみられる(1日)

新年を祝うイベントが世界中で行われている。

オーストラリアのシドニーから北朝鮮の平壌、ロシアのモスクワまで、政治の世界で波乱が相次いだ2016年に別れを告げ新年を迎えようと、人々がさまざまなイベントに集まった。

2016年には、ドイツ首都のベルリンや南仏ニースで群衆の中にトラックが突入した事件が起きたことを受けて、多くの都市で警備が強化された。

ロンドンなどでは、警戒にあたる警官を数千人規模で増員している。

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Image caption 有名な渋谷駅前の交差点で新年を祝う人(31日)
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Image caption モスクワのクレムリン広場の上空に打ち上げられた花火
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Image caption トルコのイスタンブール市内で(31日)

パリやマドリッド、ニューヨークでは、新年を祝うために人々が集まる広場の周囲を、コンクリート壁や重量物運搬車(HGV)を設置して防御している。

トルコの国営アナトリア通信によると、1日未明にナイトクラブで銃乱射があったイスタンブールでは、約1万7000人の警官が配置されている。一部の私服警官はサンタクロースの格好をしたり、屋台の売り子として警戒に当たっているという。

アラブ首長国連邦のドバイでは、世界で最も高いビル「ブルジュ・ハリファ」から花火が打ち上がる毎年恒例のイベントが行われた。

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Image caption ドバイの「ブルジュ・ハリファ」から噴き出す花火
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Image caption 韓国の仏教寺院で灯されたろうそく

世界で最初に新年を迎えるのはサモア、トンガ、キリバスといった太平洋の島々で、世界標準時では31日の午前10時に年が切り替わった。1時間後にはニュージーランドのオークランドが新年を迎え、中心部にある高さ328メートルの「スカイタワー」から花火が打ち上げられた。

シドニー湾で1日午前零時に行われる世界的に有名な花火では、2016年に物故者となったポップ音楽界の2人のスーパースター、プリンスさんとデイビッド・ボウイさんに捧げる花火が上がった。

2カ所で約7トンの花火が打ち上げられ、推計で観客約150万人が集まった。

30日には、豪警察が花火大会の妨害をソーシャルメディアで予告していたとして40歳の男性をシドニー空港で逮捕している。

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Image caption シンガポールで1日午前零時に打ち上げられた花火
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Image caption マレーシアの首都クアラルンプールで打ち上げられた花火
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Image caption 大晦日恒例の寒中水泳に参加した人々。水温は4度(31日、スイス・モースゼードルフ)
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Image caption シドニー湾の花火を見るために集まった人々(31日)

イスラエルでは、インド渡航中のイスラエル国民に対して「テロ攻撃」の危険が迫っていると警告。人ごみを避けるよう呼びかけた。

一方、ドナルド・トランプ次期米大統領は、新年のあいさつをツイッターに投稿し、「多くの敵」にも新年を祝う言葉を送ると述べた。トランプ氏は今月20日に大統領の就任式に臨む。

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Image caption トランプ氏は、「皆さん新年おめでとう。私と戦ってあんまりひどく負けたために、どうしていいか分からない私の多くの敵たちにも。愛をこめて!」とツイートした

英国を含め世界標準時の地域では、日付変更時にうるう秒が加えられる。うるう秒は、原子時計が刻む時間よりも遅れる地球の自転に基づく天文時とのずれを調整する。

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Image caption 北朝鮮・平壌の金日成広場で打ち上げられた花火(1日)
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Image caption ポーランド・ルブリン地方では、行く年に別れを告げる行事として、「ひげ男」と呼ばれる仮装をした人々が町をねり歩く(31日)

(英語記事 New Year celebrations: Global festivities welcome 2017