英俳優ヒドルストンさん、ゴールデングローブ賞スピーチを謝罪

BBCドラマ「ナイト・マネジャー」で受賞したヒドルストンさん(8日) Image copyright NBC
Image caption BBCドラマ「ナイト・マネジャー」で受賞したヒドルストンさん(8日)

米ゴールデングローブ賞授賞式で受賞した英俳優トム・ヒドルストンさんが10日、批判されていたスピーチについて謝罪した。

ヒドルストンさんは8日の授賞式で、武器密輸をテーマにしたジョン・ル・カレ原作のBBCドラマ「ナイト・マネジャー」でテレビのミニシリーズ部門の主演男優賞に選ばれた。受賞スピーチで、南スーダンの人道援助団体職員が「ナイト・マネジャー」を夢中になって「まとめ観」していたと述べたため、自画自賛が過ぎるとソーシャルメディアなどで批判されていた。

これについてヒドルストンさんはフェイスブックで謝罪し、「とても緊張していて、ともかく言い方がよろしくなかった」と書いた。

ヒドルストンさんは「ゆうべのゴールデングローブでのスピーチは、表現がまずかったというのは全くその通りだと思う。実を言うと僕はとても緊張していて、ともかく言い方がよろしくなかった。英ユニセフや国境なき医師団や世界食糧計画のために疲れを知らずに働く人たちの素晴らしい勇気を称え、そして本当に大変な状況で希望を喜びを見出し続ける南スーダンの子供たちを称えたいと、心からそう思っていただけなんだ。あがってしまって、うまくいかなくて、謝ります」と書いた。

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授賞式の壇上でヒドルストンさんは、共演者や監督に感謝した後、「世界で一番若い国」を最近訪れた時の経験を「短く」語り、次のように続けた。

「ある晩、医者や看護師の人たちが何人かあいさつにやってきた。『ナイト・マネジャー』と一気にまとめ観したから」

「世界が壊れてしまっている場所で、世界を直そうとしている人たちに、いくらかでも休息と娯楽を提供できたと思うと、とてつもなく誇らしく思った」

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Image caption 米俳優ジョシュア・マリーナさんはツイートで、ヒドルストンさんのスピーチをからかった

米ドラマ「The West Wing(邦題「ザ・ホワイトハウス」)」などで知られる米俳優ジョシュア・マリーナさんはツイッターで、「トム・ヒドルストンをはじめ、世界で最も危険な場所で放送される企画にあえて出演してくれる勇敢な俳優の皆さん、ありがとう」と皮肉った。

米ドラマ「ウィル&グレース」などの脚本家でプロデューサーでギャリー・ジャネッティさんは、「今の長いお話は要するにトム・ヒドルストンの自画自賛だったわけだ」とツイートした。

会場の反応も好意的とは言い難く、英女優ナオミ・ハリスさん米俳優クリスチャン・スレーターさんの無表情について、大勢がツイートした。

一方で、世界食糧計画は、ヒドルストンさんが世界の人道援助スタッフを称えてくれた中に自分たちも含まれていたのは、光栄なことだとツイートした

「ナイト・マネジャー」はヒドルストンさんの主演賞のほかに、オリビア・コールマンさんとヒュー・ローリーさんがそれぞれ助演女優賞と助演男優賞を受賞した。

ロサンゼルスの授賞式に欠席したコールマンさんは、「あんな巨大な栄誉」を現地で自ら受け取れなくて、「すごくショック」とコメントした。

(英語記事 Tom Hiddleston apologises for 'inelegant' Golden Globes speech

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