トルコ・ナイトクラブ襲撃、実行犯か 容疑者を拘束

警察が公開した拘束後のマシャリポフ容疑者の写真(16日) Image copyright AFP
Image caption 警察が16日に公開した拘束後のマシャリポフ容疑者の写真

今月1日未明にトルコの主要都市イスタンブールのナイトクラブが襲撃され、39人が死亡し数十人が負傷した事件で、同国警察は16日、実行犯とみられるアブドゥルガディル・マシャリポフ容疑者を拘束した。

ウズベキスタン出身のマシャリポフ容疑者は、イスタンブールのエセンユルト地区で拘束されたという。

襲撃事件では、トルコ人だけでなく、イスラエル、フランス、チュニジア、レバノン、インド、ベルギー、ヨルダン、サウジアラビア各国の人々が犠牲となった。

事件を受けて、過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)が犯行声明を出し、トルコ軍によるシリア内戦介入に対する復讐だと表明した。

1日未明にタクシーでナイトクラブに到着した実行犯は、車のトランクから取り出した銃身の長い銃を持ち、走って入り口から店内に乱入。新年を祝う客たちに無差別に発砲した。

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ナイトクラブ「レイナ」に接近する男が銃を構えている様子が撮影されていた

警察は、マシャリポフ容疑者がキルギス人の友人宅に4歳の息子と一緒にいたところを発見した。トルコのメディアによると、友人と3人の女性も拘束されたという。

地元紙ヒュリエトによると、マシャリポフ容疑者は、警察本部での尋問の前に病院で健康状態の確認を受ける予定。

トルコのメディアは、マシャリポフ容疑者が同国中部のコンヤでアパートを借りて住んでいたと報じた。妻とみられる女性と2人の子どもも同居していた。ヒュリエトによると、容疑者は先月15日にイスタンブール市内に入った。

警察はこのほかにも、IS戦闘員の疑いがかかった人物らへの強制捜査を実施した。

トルコは、国境に近いシリア北部でISとの戦いを続けている一方、クルド人組織の抑え込みも目指している。

襲撃事件が起きたナイトクラブ「レイナ」は、イスタンブールで最も知られたクラブのひとつで、歌手や俳優、有名スポーツ選手や外国人観光客が頻繁に訪れる。店からはボスポラス海峡を挟んでアジア側を眺めることができる。


マシャリポフ容疑者の人物像

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Image caption マシャリポフ容疑者はウズベキスタン出身

・中央アジアのウズベキスタン出身で、2016年の初めに家族とトルコのコンヤに移り住んだとされる。

・名前をエブ・ムハンメド・ホラサニに改名したとされる。

・同容疑者はISのメンバーとみられる。

(トルコ国内の報道から)


Image caption イスタンブール市内にあるナイトクラブ「レイナ(Reina)」の位置
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Image caption レイナ店内で写真撮影のためポーズをとる従業員ら(資料写真)

(英語記事 Istanbul Reina nightclub attack suspect captured

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