豪メルボルンで小型機墜落、5人死亡 ショッピングセンターに突っ込む

事故機は開店前のショッピングセンターに突っ込んだ(21日、メルボルン) Image copyright AFP
Image caption 事故機は開店前のショッピングセンターに突っ込んだ(21日、メルボルン)

オーストラリアのメルボルンで21日午前9時(日本時間午前11時)ごろ、小型機が開店前のショッピングセンターに墜落し、5人が死亡した。

ビクトリア州警察のスティーブン・リーン副本部長は、墜落したチャーター機が、近くの小規模なエッセンドン空港を離陸後間もなく「深刻なエンジン故障」を起こしたと述べた。事故機はビーチクラフト社の双発機「キングエア200」。

リーン副本部長は、「現時点で我々が得られた情報では、飛行機に乗っていた人以外に死亡した人はいない」と語った。

事故当時、ショッピングセンターは開店していなかった。

リーン副本部長はさらに、「立ち上がった火炎を考えると、店舗の裏や駐車場に誰もおらず、負傷者さえいなかったのは、信じられないほど幸運だった」と話した。

地元メディアによると、タスマニアのキング島に向かっていた事故機には複数の米国人が乗っていた。

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Image caption 事故現場に集まった消防隊(21日)

オーストラリアのマルコム・ターンブル首相は、「深い悲しみ」を表明し、犠牲者の家族にお悔やみを申し上げると述べた。

ビクトリア州のダニエル・アンドリュース首相は、「きょうは絶望的に悲しい日だ」と語った。「我が州で過去30年間に起きた航空事故で最悪となった今回、多くの人が命を失った」。

墜落した場所に店舗がある「スポットライト」によると、事故機は店の裏の倉庫に墜落したが、店員は全員無事だったという。

オーストラリア交通安全局(ATSB)は、事故原因の調査開始を表明した。

事故を受けて、メルボルン中心部から北西に約13キロの距離にあるエッセンドン空港は閉鎖されたが、地域の主要空港であるメルボルンとアバロンの両空港の業務は通常通りだという。

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Image caption 事故で車数台が炎上した(21日)
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Image caption 近くの空港からは事故現場から大きな煙が立ち上るのが見えた(21日)
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Image caption 墜落現場近くの道には事故機の車輪が落ちていた(21日、メルボルン)
Image caption エッセンドン(Essendon)空港、メルボルンとキング島の位置関係

(英語記事 Melbourne plane crash: Five killed as aircraft hits shopping centre