イラク軍、モスルの政府庁舎を掌握

モスルの西側で警戒するイラク軍の特殊部隊 Image copyright Reuters
Image caption モスルの西側で警戒するイラク軍の特殊部隊

イラク軍は7日、過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)からの奪還を目指す同国第2の都市モスルで、主要な政府庁舎を掌握した。

戦闘は続いているものの、イラク軍が今回掌握した地域は、IS戦闘員らが立てこもる旧市街に進攻する際の足がかりになる可能性がある。

モスルからは毎日、何千人もの市民が避難している。モスルはイラク国内に残る唯一のISの主要な拠点。モスルの中心部を流れるチグリス川の東側は、今年1月にイラク軍によって制圧されている。

Image caption 7日時点のモスル市の地図。オレンジ色がISの支配地域、緑色がイラク軍の掌握地域

イラク軍は前夜に政府庁舎を急襲。建物の大半は破壊されたものの、戦略的かつ象徴的な勝利と位置付けられている。

さらにイラク軍は、2014年にISがモスルを支配下に置いた際に略奪した中央銀行の主な支店や、近くの裁判所を奪還した。

ロイター通信によると、ISの支配の下で裁判所は、石打ちのほか、屋根から突き落したり、手を切り落とすなど、残酷な刑罰を宣告する場所になっていた。

イラク軍は、悪天候のために進攻を停止していたが、今月5日にモスル西部への攻撃を再開した。

(英語記事 Mosul battle: Troops retake main government office

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