シリア・アレッポでモスク空爆か 「42人死亡」と民間団体

BBC map showing Al Jineh in Syria

シリア情勢を監視する英国拠点の団体「シリア人権監視」によると、北部アレッポ州で16日、反政府勢力が掌握するジネ村のモスク(イスラム教の礼拝所)に対して空爆があり、42人が死亡し、多数が負傷したという。

現地情報を収集している同団体は、夕方の祈りの時間でモスクは満員で、犠牲者のほとんどは一般人だったと話している。

どの勢力による空爆かは明らかになっていない。ジネ村は、反政府勢力が主要拠点とする地域にある。ロシアとシリアの軍機が以前からこの地域上空で飛行しているほか、米軍機も同地域のイスラム聖戦主義勢力を空爆している。

米中央軍司令部は、米軍が16日にシリアで空爆を実施し、過激派勢力アルカイダの数人を死亡させたと発表したが、モスクは砲撃していないと説明。同司令部は当初、近隣のイドリブ州での空爆だったと述べたが、後に正確な場所は不明だと訂正した。

報道官のジョン・トマス大佐は、「我々はモスクは標的にしなかったが、標的にした建物、つまり(過激派の)会議が開かれていた場所はモスクから約15メートルの距離にあった。そのモスクはまだ残っている」と述べた。

シリアでは前日の15日に首都ダマスカスの裁判所前で自爆攻撃があり、少なくとも31人が死亡したばかり。

3月15日は、アサド政権に対する反政府運動の開始6周年だった。2011年3月15日以来、32万人以上が死亡し、1100万人が住む場所を追われたと言われている。

(英語記事 Syria 'air raid on mosque kills 42' in Aleppo province

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