仏移民キャンプで火災 アフガン人とクルド人の衝突で

火災で少なくとも10人が負傷した Image copyright AFP/Getty
Image caption 火災で少なくとも10人が負傷した

フランス北部の港町ダンケルク近くにある約1500人を収容するグランド・サント移民キャンプで10日夜、火災が発生した。当局者によると、火災はアフガニスタン人とクルド人の間で衝突が起きた際に始まったという。

火災で、少なくとも10人が負傷した。移民キャンプで衝突が相次いだことから当局は先月、キャンプ閉鎖の方針を示していた。

キャンプがあるノール県のミシェル・ラランド知事は、「灰の山以外、何も残っていない」と述べ、「以前あった場所に小屋をまた建てるのは不可能だ」と語った。

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約40キロ離れたカレーで移民キャンプ「ジャングル」が昨年10月に撤去されて以来、グランド・サント移民キャンプの人口は増加していた。

AFP通信が目撃者や当局者の話として伝えたところによると、アフガニスタン移民の到着が増えたことで、キャンプで既に暮らしていたクルド人との緊張が高まっていたという。

火災によって避難した移民たちは、近くの体育館などを緊急の宿泊施設として使う予定。

国際NGO「国境なき医師団」(MSF)によって昨年3月に開設されたグランド・サント移民キャンプでは、これまでに何度か暴力事件が起きていた。

火災を引き起こした今回、6人が刃物による傷を負った。

AFP通信によると、先月には5人が負傷したけんかが起こり、警察が制止に入っている。また、昨年11月にも男性が刃物で刺された。

(英語記事 France migrants: Huge fire guts Grande-Synthe Dunkirk camp

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