【英総選挙】コービン労働党党首、メイ首相の辞任要求

コービン党首は、有権者は「将来への希望に」投票したと語った
Image caption コービン党首は、有権者は「未来への希望」に投票したのだと語った

8日に投開票された英下院(定数650)の総選挙で、与党・保守党が過半数を割り込み、下院は過半数議席の政党のない「宙吊り議会(hung parliament)」となることが確実となった。一方で議席を伸ばした最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首は、総選挙を決断したテリーザ・メイ首相の辞任を求めた。

ロンドン北部のイズリントン・ノース選挙区で再選が決まったコービン党首は、「首相は国民の信任を求めて総選挙を実施した。だがその信任は得られず、保守党の議席を失い、票を失い、支持を失い、信頼を失った」と述べた。

「正直なところ、辞任するに十分な理由だ。この国の人全員を本当に代表する政権に道を譲るべきだ」

コービン氏はさらに、国民が「未来への希望」のために投票したのだと強調し、労働党の選挙公約に掲げた諸政策を必ず議会に提出すると約束した。

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【英総選挙】 労働党コービン党首 「国民は未来への希望に投票」

BBCは、労働党が262議席を獲得し、2015年の前回選挙から議席を30議席伸ばすと予想している。一方、保守党は13議席減らして318議席となり、過半数に必要な326議席を割り込むのが確実な情勢となった。

労働党のエミリー・ソーンベリー影の外相は「もちろん、自分たちで過半数を得て政権を獲得できなかったのは残念だ。しかし次の政権を作れるかもしれない立場に戻ってきたのは、労働党として素晴らしい成果だ。私たちが団結すれば、これだけのことができるという証だ」と話した。

労働党のトム・ワトソン副党首は、メイ首相の「評判は二度と回復しないかもしれない」と指摘。労働党内のコービン党首の座は安泰だが、「この結果を受けて、ボリス・ジョンソン(外相)がテリーザ・メイ相手にナイフを研ぎ始めてるのが見える」と、保守党の党首争いの可能性に言及した。

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Image caption コービン氏はロンドン北部のイズリントン・ノース選挙区で4万票以上を獲得し再選が決まった

(英語記事 Election results: Jeremy Corbyn calls on Theresa May to resign

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