米海軍、イージス艦衝突の犠牲者7人の名前を公表

フィッツジェラルドは事故後、横須賀基地に曳航(えいこう)された Image copyright Reuters
Image caption フィッツジェラルドは事故後、横須賀基地に曳航(えいこう)された

静岡県の伊豆半島沖で17日にイージス駆逐艦とコンテナ船が衝突した事故で、米海軍は18日、遺体で発見された7人の乗組員の名前を公表した。

米海軍の発表文によると、7人は艦内の乗組員の居住スペースで見つかった。

事故ではこのほか、少なくとも3人が負傷。海軍は衝突の経緯を調査している。

イージス駆逐艦フィッツジェラルドとフィリピン船籍のコンテナ船が衝突したのは17日の午前2時半ごろで、多くの乗組員は就寝していた。事故後、7人の行方不明が明らかになっていた。

フィッツジェラルドは事故後、横須賀基地に曳航(えいこう)された。

米海軍は、ダイバーたちがフィッツジェラルドの損傷部分に入り遺体を発見したと述べた。

米海軍第7艦隊司令官のジョセフ・アウコイン中将は記者団に対し、衝突によってフィッツジェラルドの水位線よりも低い位置に「深い溝」ができたと話した。

アウコイン中将は、浸水が「破滅的に広がらないようにした」乗組員たちの「勇敢な努力」のおかげで、フィッツジェラルドは沈没を免れたと語った。

通航記録によると、コンテナ船のACXクリスタルは衝突の約25分前に急旋回をしていた。航路を変えた理由は現時点で分かっていない。

フィッツジェラルドの航路は公表されていない。

ACXクリスタルへの損傷は、フィッツジェラルドほどではない様子。20人の乗組員から負傷者は出ていない。

Image caption ACXクリスタルの航路(緑印が衝突したとみられる場所)
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Image caption 東京方面に向かっていたいたACXクリスタルは衝突前に航路を急に変えUターンをしたとみられる

遺体で発見されたフィッツジェラルド乗組員7人の名前と年齢は以下の通り。

  • ダコタ・カイル・リグズビー(19)
  • シンゴ・アレクサンダー・ダグラス(25)
  • ゴック・T・トルオン・ヒュン(25)
  • ノエ・ヘルナンデス(26)
  • カルロス・ビクター・ガンゾン・シバヤン(23)
  • サビエー・アレック・マーティン(24)
  • ギャリー・リオ・レム・ジュニア(37)
Image caption フィッツジェラルド(上)とACXクリスタル(下)の大きさの比較

(英語記事 USS Fitzgerald: Sailors killed in collision off Japan's coast named