「慰安婦」の動画、初公開 米公文書記録から発見

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初公開された「慰安婦」の動画

韓国・ソウル市は5日、第2次世界大戦中に旧日本軍兵士によって性奴隷として働くことを強制された「慰安婦」たちを映したという動画を公開した。「慰安婦」を映した動画が発見されたのは、これが初めてという。

米国立公文書記録管理局に保管されていた18秒の動画を、ソウル大学の研究者が2年間の調査の末に発見したという。調査研究はソウル市の予算提供によるもの。

動画では、横に並んだ複数の女性が中国人将校と話している様子が映っている。

韓国の活動家たちは、約20万人の女性が旧日本軍の売春施設で強制的に働かされていたと推定している。その大半は朝鮮半島出身だが、ほかに中国、インドネシア、フィリピン、台湾出身の女性もいたと考えられている。

これまでは写真や生存者の証言しか証拠がなかった。

Image copyright US National Archives
Image caption 中国人将校らと話す5人の「慰安婦」

調査チームによると映像は1944年9月、それまで日本の支配下にあった中国雲南省の米中連合軍によって撮影された。解放された朝鮮半島出身の女性7人が、中国人将校と話している。将校は米中連合軍の大尉だと推定されている。

「慰安婦」問題は長年にわたり日韓関係に軋轢(あつれき)を生んできた。韓国は、日本の謝罪と補償が不十分だと主張している。

2015年の日韓合意に基づき、安倍晋三首相は「心からおわびと反省の気持ちを表明する」と当時の朴槿恵大統領に謝罪。さらに日本政府は、韓国政府が運用する元「慰安婦」支援基金に10億円を拠出した。

それでも「慰安婦」問題をめぐる日韓双方の軋轢(あつれき)は続き、今年1月には韓国・釜山の日本総領事館の前に「慰安婦」を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、日本政府は駐韓大使らを一時帰国させた。

同様の少女像はソウルの日本大使館前にも設置されており、日本政府は両方の像の撤去を求めている。

(英語記事 'Comfort women': Researchers claim first known video

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