ぽっちゃりサイズのモデル、機内で「肥満批判」をした男性に立ち向かう

自らの経験をつづった投稿で、ハージさんは「これは太った人に日常的に起こる現実だ」と書いた。 Image copyright Facebook - Natalie Hage
Image caption 自らの経験をつづった投稿で、ハージさんは「これは太った人に日常的に起こる現実だ」と書いた。

ぽっちゃりサイズのモデルが飛行機で移動中、この女性について「意地悪で醜い」テキスト・メッセージを送っていた乗客に立ち向かったとして絶賛されている。

ナタリー・ハージさんは撮影のためロサンゼルスに向かう際、飛行機で隣になった男性が、ハージさんの体重のせいで飛行機が離陸できないと友人に複数のテキスト・メッセージを送っていた、と話した。

別のメッセージで男性は、「ハージさんがメキシコ人を食べたんだと思う」とも書いた。

後になって男性は、搭乗前に酒を数杯飲んだとしてハージさんに謝罪した。

ハージさんは、6日に起こったこの出来事をソーシャルメディアに投稿。やり取りを録画した動画の再生回数は100万回以上に上った。

ハージさんは自身を「ひどい飛行機恐怖症」だと説明し、「ちょっと広めの足元スペースが必要だと分かっている」ため、広めのシートピッチ用に70ドル(約8000円)を支払ったと言う。しかし中央の座席しか空いていなかった。

ハージさんはインスタグラムの投稿に、「私が席に座ったとたん、左側の男性が大げさにイライラして、ため息をついたり、座り直したりし始めました」と書いた。

ハージさんはその後、この男性が友人にハージさんについてテキストメッセージを送っているのに気付いたという。

「『その女性、メキシコ料理を食べたんでなければいいけど』と書いてきた友人に対し、男性は「メキシコ人を丸ごと食べたんだと思う」と返信しました。さらに、壁に向かってひどく押し潰されてるから、『窓に自分の首の跡が付いている』と続けました」

Image copyright Instagram - Nataliemeansnice
Image caption ハージさんが自らの体験談をつづった投稿は、ソーシャルメディアで称賛されている

ハージさんは、右側に座っていた男性に事情を説明し、席を変わってくれるようお願いしたが、笑って断られたと言う。

「これは太った人に日常的に起こる現実で、飛行機だけの話じゃない。バスで、食料品店のレジを待つ列で、コンサートで、インターネットで起こります。誰のことも邪魔せずに自分の空間にいるだけでも、人はちょっかいを出してきて傷つけようとします」

「できることはただ、存在するだけで悪いことなど何もしていないと気づくこと。そして前に進むこと」

ハージさんはその後、男性に立ち向かい、その時の動画をフェイスブックに投稿した。この投稿は7000人以上から「いいね」を集めた。動画の中で男性は謝罪をしている。しかし男性はその後、ハージさんは緊急事態の時に人々が避難するのを手伝えないため、非常口の座席に座るべきではないと言ったという。

男性が送ったとされるテキスト・メッセージの一つをハージさんが引き合いに出すと、男性は笑った。「二度と誰かをそんなふうに扱ったりしないで」とハージさんは男性に話した。

フェイスブック上では、ハージさんの勇気を褒め、ハージさんが「勇敢な女性」だと称賛する声が集まっている。

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Image caption フェイスブックに投稿された動画には、「投稿してくれてありがとう!!!」、「正々堂々としている。私だったらできない。ありがとう」「『男』のつまらない言い訳に立ち向かったあなたは素晴らしい。格好いい!」などのコメントが集まった。

(英語記事 Plus-size model confronts man over 'fat-shaming' during flight

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