路上でマカレナ踊り話題の14歳逮捕も不起訴で釈放 サウジアラビア

サウジアラビア・ジェッダの往来でマカレナを踊る少年のビデオはツイッターで広く拡散された Image copyright TWITTER @ahmed
Image caption サウジアラビア・ジェッダの往来でマカレナを踊る少年のビデオはツイッターで広く拡散された

サウジアラビア西部ジェッダの往来で人気のダンス「マカレナ」を踊ったビデオがインターネットで人気を得た14歳少年が、地元警察に逮捕された。二度とやらないと誓約し、23日に釈放されたという。

警察は、「公の場に不適切な振る舞い」をした疑いで少年を逮捕したと発表したが、内務省は23日、「自分や他人の命を危険にさらすまねは二度と繰り返さない」という制約の署名したため、不起訴で釈放したと明らかにした。少年の名前は公表しなかったが、アラブ圏の別の国出身だという。

45秒の短い動画クリップで、しま模様のシャツを着た少年は、横断歩道の中央へ進み、赤信号で停車している5車線の車の前で、1990年代にヒットした曲に合わせて踊った。ビデオクリップは昨年7月にインターネットに投稿された様子。

サウジアラビアには明文化された刑法がない。このため、少年の逮捕や処罰の内容については、警察や裁判官が恣意的に決めることができる。

横断歩道の中央でマカレナを踊る少年のビデオについて、ソーシャルメディアでは意見が分かれた。少年を擁護したり、「英雄」と呼ぶ人もいる一方で、その行動を「不道徳だ」と非難する意見もある。

サウジアラビアでは今月初め、南西部タイフで開かれた音楽祭で人気歌手でテレビ司会者のアブダラ・アル・シャハニさんが、「ダッビング(dabbing)」と呼ばれる、ひじの内側に顔をつける動きを繰り返したことを理由に逮捕された。マリフアナなど薬物カルチャーへの言及だとされるこの動きは、サウジアラビアでは禁止されている。

(英語記事 Teenager arrested for dancing Macarena on Saudi street

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