サムスン電子副会長に懲役5年の有罪判決 国政介入事件で

李被告(今年4月)  Image copyright Getty Images

韓国の裁判所は25日、サムスングループの事実上トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(49)に懲役5年(求刑12年)の有罪判決を下した。李被告は、国政介入事件で今年3月に韓国大統領を罷免された朴槿恵(パク・クネ)被告への贈賄罪などに問われていた。

国政介入事件に関連して今年2月に逮捕、起訴された李被告に対しては、贈賄、横領、海外の資産隠しなどの疑いがかけられていた。李被告は起訴内容を否定している。

検察は李被告が政治的な便宜の見返りに、朴被告の友人で崔順実(チェ・スンシル)被告が運営する非営利団体に約410億ウォンを寄付したとしている。

検察は、李被告による寄付がサムスン内での経営権を確立するための事業改革で政府の支援を受けるための賄賂だったとみている。

ロイター通信によると、李被告の宋雨哲(ソン・ウチョル)弁護士は控訴する方針を表明し、「判決が覆されると確信している」と記者団に語った。

サムスンの株価は判決を受けて1%下落し、韓国最大で最も知名度のある企業にとって大きな打撃とみられていることが示された。

李被告が有罪判決を受けたことで、サムスングループへの指導力に疑念が生じている。李被告は父親の李健煕(イ・ゴンヒ)会長が2014年に心臓発作で倒れて以来、グループを実質的に率いてきた。

(英語記事 Samsung heir Lee Jae-yong jailed for corruption

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