トランプ米大統領、国務長官に一緒にIQテスト受けようと提案

ティラーソン長官とトランプ大統領 Image copyright AFP

ドナルド・トランプ米大統領は10日、レックス・ティラーソン国務長官と一緒にIQテストを受けてどちらが頭が良いか比べることを提案した。

トランプ氏の発言は、不仲が伝えられるティラーソン国務長官が今年夏、トランプ氏について「間抜け」と語ったとの報道を受けたもの。フォーブス誌とのインタビューでトランプ氏は、「フェイク・ニュースだと思う。だけどもしそう言ったなら、IQテストの結果を比べてみる必要があるだろうな。誰が勝つのかは分かっているけど」と述べた。

トランプ氏は10日、ティラーソン長官と昼食を共にした。

昼食会の直前、トランプ大統領は記者団に対し、ティラーソン国務長官への信頼は変わらないと表明し、「僕は誰だろうと相手の立場を損なったりしない。相手の立場を損なうのは僕の流儀じゃない」と語った。

定例の記者ブリーフィングでトランプ氏のIQテスト発言について質問を受けたサラ・ハッカビー・サンダース大統領報道官は、「あれは冗談。ユーモアのセンスを学んだ方がいい」と答えた。

トランプ大統領とティラーソン長官との関係に亀裂が生じているとの報道がされるなか、米国は北朝鮮とイランをめぐる外交上の難問に直面している。

ティラーソン長官は先週、辞意報道を否定する緊急の記者会見を行った。しかし、今年7月に国防総省で開かれた会議でトランプ氏を「間抜け」と呼んだとするNBCテレビの報道については、直接否定しなかった。

トランプ大統領は今月、ティラーソン長官が中国訪問時に北朝鮮との対話の可能性を探っていると述べたことを受けて、核兵器を手に入れている北朝鮮と交渉しようとするのは「時間の無駄」だとツイートし、長官の立場を損なう発言を公然としてした。

米紙ニューヨーク・タイムズは先週、いかにトランプ氏が外交政策の基本を理解していないか、ティラーソン長官が驚愕したと報じた。

同紙は、ティラーソン氏に近い筋の話として、ティラーソン氏が会議中に見せる態度にトランプ氏が不快感を示していたと伝えた。ティラーソン氏はトランプ氏の決断に同意できない時に、あきれた表情をしたり肩の力を落としたりしていたという。

(英語記事 Trump challenges Rex Tillerson to IQ test

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