かつての青い英国パスポート ブレグジット後に復活へ

A Blue and Burgundy British passport Image copyright Home Office/Getty

英内務省はこのほど、英国が欧州連合(EU)を離脱した後、パスポートを現在の赤紫色から青に変更すると発表した。

ブランドン・ルイス移民担当相は、約100年前に使われ始めた「象徴的な」青と金のデザインが復活するのをうれしく思うと語った。

新しいパスポートは、2019年10月の更新または申請から使用開始となる。

赤紫色のパスポートは、英国がEUに加盟してそのデザインを取り入れてから約30年間使用されてきた。

イギリス独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ元党首はこの発表にツイッターで、「ハッピー・ブレグマス!(Happy Brexmas!)」と反応した。

さらに次のように加えた。「2016年の国民投票で、我々はこのパスポートを取り戻したかった。今やっと取り戻せた!」

しかし労働党のメアリー・クレイ下院議員は、「45歳未満で青いパスポートを持っていた人は誰もいないし、ほとんどの人がこのパスポートに500憶ポンド(7.5兆円)の価値も、英国経済を破綻させる価値もないと思うだろう」とツイートした。

ルイス氏はBBCラジオ4の番組「トゥデイ」で、多くの残留派が今もあの青いパスポートに「愛着」を持っており、青いパスポートについて「いとおしそうに語る」のを知っていると語った。


どの国が青を採用?

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世界のパスポートが一覧できるサイト「パスポート・インデックス」によると、青いパスポートを使用している国は76カ国あり、オーストラリアや米国、カナダ、インド、香港などかつての英国の植民地や英連邦の国が多く含まれる。

ジャマイカ、アンティグア、バーブーダ、バルバドス、セントビンセント・グレナディーン諸島などのカリブ海諸国のいくつかも青いパスポートだ。

欧州では、アイスランド、ボスニア・ヘルツェゴビナがどちらも青いパスポートを使用しており、中南米でも人気の色だ。アルゼンチン、ブラジル、コスタリカ、エルサルバドル、ウルグアイ、ベネズエラなどが青いパスポートを使っており、他にも、イスラエル、イラク、シリア、北朝鮮が青いパスポートだ。

出典:パスポート・インデックス


(英語記事 'Iconic' blue British passport to return after Brexit