F1ハミルトン、「男の子はドレスを着ない」発言を謝罪

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自動車レース、フォーミュラワン(F1)レーサーのルイス・ハミルトン氏(32)は26日、お姫様のドレスを着たおいをからかうような発言をめぐり、「不適切」だったと謝罪した。

ハミルトン氏は「男の子はお姫様のドレスは着ない」と発言したビデオを、インスタグラムに投稿していた。クリスマスに撮影されたとみられるビデオは、すでに削除されている。

ハミルトン氏はビデオの中で、「今すごく悲しい。うちのおいを見て」と発言した後、幼いおいにカメラを向けた。おいは、ピンクと紫のドレスを着て、おもちゃの魔法の杖を持っていた。

この発言についてソーシャルメディアで非難の声が上がったため、ハミルトン氏はツイッターで「大変申し訳ない」と謝罪。おいが「自分を自由に表現できると感じている」のは素晴らしいことだと書いた。

「まったく容認できない」

ハミルトン氏はビデオでおいに、「なんでお姫様のドレスを着ているの? クリスマスにもらったもの? どうしてクリスマスにお姫様のドレスをお願いしたの? 男の子はお姫様のドレスは着ないよ」と話しかけている。幼いおいは、これを聞いて笑いだしていた。

いじめ問題に取り組む慈善団体「ディッチ・ザ・レイベル(レッテル貼りをやめよう)」の創設者、リアム・ハケット氏はビデオについて、「あれほど影響力のある人が、公の場で幼い子供に恥をかかせて、傷つけようとするのを見るのは、残念だ」とツイートした

一方で、差別被害者を支援する慈善団体「ステイ・ブレイブUK(勇気を持ってUK)」のイムラン・サター 氏は、ハミルトン氏の大英帝国勲章(MBE)没収を呼びかけた。

批判を受けてハミルトン氏はツイッターで、「昨日はおいとふざけていて、自分の発言が不適切だったと気づいたので、投稿を削除した。誰かを傷つけるつもりはなく、不快な思いをさせるつもりもまったくなかった。うちのおいが、自分を自由に表現できると感じているのは素晴らしいことで、みんなそうすべきだ」と書いた。

さらに、「大変申し訳ない。どこから来た人間だろうと、誰かをのけものにしたり、ステレオタイプに落とし込むなど、まったく容認できないことだと認識している」と続け、「僕は常に、自分らしく生きている人を応援してきた。今回の判断ミスを許してもらえればと思う」と書いた。

(英語記事 Lewis Hamilton apologises for 'boys don't wear dresses' remark

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