アフガン首都でまた攻撃 国防大学近くの基地で攻撃 10人以上死傷

Afghan security forces patrolling a street near the site of the attack Image copyright Reuters
Image caption 攻撃現場の周辺道路は治安当局に封鎖された(29日、カブール)

アフガニスタンの首都カブールで28日午前、武装集団が国防大学近くの軍事基地を襲撃し、少なくとも兵士5人を殺害した。カブール中心部では27日に、救急車を使った自爆テロで100人以上が死亡したばかり。

国防省報道官のダウラト・ワイジリ将軍はBBCに、アフガン兵10人も負傷したと話した。武装集団は5人で、2人は自爆して死亡し、2人は治安当局が殺害したが、1人は逮捕したという。報道官は、現場から自動小銃AK47を4丁、自爆チョッキを1つ、ロケットランチャーを1台、押収したと話した。

地元トロ通信が伝えた大統領報道官の話によると、襲撃犯はいずれも最初のゲートを突破できなかったという。

攻撃は現地時間午前5時(日本時間同9時半)ごろ、カブールの西にあるアフガニスタン軍基地で始まった。基地の隣には、ファヒム元帥国防大学がある。昨年10月には国防大学前の爆発で、士官候補生15人が死亡した。

過激派勢力「イスラム国」(IS)のアマク通信によると、ISが犯行声明を出した。

ISは、アフガニスタン東部ジャララバードで24日に起きた、慈善団体セーブ・ザ・チルドレンの事務所への襲撃についても、犯行声明を出している。事務所襲撃では職員3人と兵士1人が死亡。セーブ・ザ・チルドレンはアフガニスタンでの活動を一時停止すると発表した。

27日の救急車自爆テロについては、反政府武装闘争を続けるイスラム主義強硬派のタリバンが犯行声明を出している。カブールでは20日にも市内の高級ホテルが武装勢力に襲撃され、22人が死亡しており、これについてもタリバンが犯行声明を出した。

(英語記事 Kabul military academy hit by explosions and gunfire

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