ベネズエラ大統領、4月の大統領選を議会・地方含む「メガ選挙に」

マドゥーロ氏は野党が「参加しようがしまいが」選挙を実施すると語った Image copyright Reuters
Image caption マドゥーロ氏は野党が「参加しようがしまいが」選挙を実施すると語った

ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領は21日、4月に予定される大統領選について、議会や地方の選挙を含む「メガ選挙」にすることを提案した。野党勢力は、大統領選が「不正で違法」なものになるとして、ボイコットを呼びかけている。

長引く政治、経済の危機に直面するベネズエラでは、高いインフレ率に加えて、食品や医薬品の慢性的な不足が何年にもわたって続いている。

マドゥーロ大統領は、野党連合「民主統一会議」(MUD)が「参加しようがしまいが」選挙は実施されると語った。同大統領はMUDが「一貫性を欠く行動」を取っていると非難している。

マドゥーロ氏は、「議会の偉大なメガ選挙だ。国民制憲議会に検討を正式に提案する。この国の民主主義の刷新に向けた強力な、強力な選挙をしよう」と述べた。同氏は、ほかの選挙を前倒しして、「少なくとも4年間は(選挙が)ないようにする」と語った。

MUDは文書で、4月の選挙は「時期尚早」だとし、今年中の先の時期に「本物の選挙」を実施するよう呼びかけている。

ベネズエラの全政治機構に優越する権限が与えられている国民制憲議会が、大統領選を当初予定の12月から4月に前倒ししたことを受けて、野党勢力は何週間にもわたる議論の末、選挙への不参加を決定した。

制憲議会のすべての議席は、政権支持者によって占められている。野党は、制憲議会が野党勢力内の分裂状況に乗じようと選挙日程を変更したと、非難している。

野党の最も有力な大統領候補2人が、大統領選への出馬を禁じられている。レオポルド・ロペス氏は依然として自宅軟禁されており、エンリケ・カプリレス氏は州知事時代の不正容疑を理由に公職に就くことが禁じられている。

野党勢力のほかの有力候補たちも、拘束の恐れがあったため国外に退避した。

一方、マドゥーロ政権を支持する選挙管理委員会は、MUDやMUDを構成する主要政党の一部が自分たちの正式名称を選挙で使うことを禁じている。

(英語記事 Venezuela's Maduro wants 'mega-election' amid opposition boycott

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